あめつちまひとつ とならむ
ひとつの霊山が
その地の神々様が
大いなる決断をされた様に想う
山を閉じる
俗世から山を閉じる
人々の心根が
神々様と通い合うことの出来る
次元に戻るまで…
未だ誰も
そんなことを言っていないし
そんなことを思っている人間も
今のところ皆無であろう
必然 誰一人として知る術も無い
飽くまで
神様レベルでの話
人間界のこと
うつし世のことでもあり
具現化まで
少しの時間のズレはあるだろうが
私は その様に感じる…
あんなに豊富だった水が枯渇し
反面 近頃の様々な激しい気象が
倒木を誘発し
地滑りが後を絶たない
生き物である地球は
様々な形で
本来の姿に戻ろうと反動を繰り返す
人々の心根を見たとき
果たして
余りにも邪心が大きくは
なかっただろうか
知らず知らず
自分さえ良ければ
他人が動植物が そして鉱物たちが
どうなろうと構いやしない
などと思わなかっただろうか
自分の利を求め
他人を陥れたり騙したり
裏切ったりは しなかっただろうか…
私は 激しくも厳しく澄み渡る
この大きな山に
可愛いがって貰い半生を生きた
様々な神々様との御縁も
紡がせていただいた
少し前…
この山の神々様に
何故だか早急に来るように
と呼ばれ
今までの御礼を申しに
数十年振りに標高二千米に近い
神様のお住まいまで伺わせていただいた
その 意味が…
全て紐解くことが出来た
天の神々様に
地の神々様に
そして宇宙の法則と言う
愛溢れる大らかな神々様に
改めて 感謝を申したく…
陰 陽
全てのものごとには
陰と陽が有り
自分の意識そのものが
そこに辿り着ければと
また 自らの次元に於いても
ゴールにその様なものがある と
ずっと想って居りました
然しながら
近頃 想うのです
どうやら少し違うかも と…
もしや その陰と陽
自分の意識が創り出しているもの
なのかも知れませんね
全てがあるから
幸せであり 美しいのであり
初めから陰陽など
存在しないのかも知れません
或る出会いに
感謝をWo(を)申し上げます
そして今秋お会い出来ることWo
楽しみにしております
本当の 愛情とは…
愛情と言うものについて
書きたいと想います
愛情は 勿論
有るに越したことはありません
当たり前です
然し 余りにも狭い了見に於いての
愛情の場合
返って困ったことに…
我が家の近所にお住まいだった
或る老女の生き方を例に
私が知り得たことを
ノンフィクションで
述べて見たいと想います
悪しからず…
彼女は自分の夫と
自分の子供たち
そして自分の孫たち
ついでに
自分の生家の身内たち…
これ等の人々に対しては
とても親切であり
大切にしていた様です
世間の荒波や他家に負けない様にと
応援もし また励ます一方
そんな 老女…
自分の身内に対する
余りの愛情の強さ故か
或いは
身内の利 のみに目が向き
固執し過ぎるせいか
それが齎らす反動からなのか
身内以外の人々に対しての愛情が
著しく欠落しており
ややもすれば
自分の身内や身近な者が
相対的にであれ良くなる為には
他者が不幸になっても一向に構わない
と言う
歪んだ思い込みにさえ
陥って仕舞うのでした
まさかそんな事はとか
考え過ぎだとか思われる方も
いらっしゃるでしょうが
悲しいかな 事実です…
争いごとや戦争は
大なり小なり
地球規模であれ
宇宙規模であれ 必ず
ミクロ的愛情の裏返しとして
起こるものだからです
近頃亡くなられた
その女性の半生を
ごく近所で見て来た私は
その悲劇とも
況してや喜劇とも取れる
何とも遣る瀬無い実話を目の当たりにし
愛情の在り方の大切さを
改めて肝に命じなければと想いました
その女性は幼少の頃より
良きにつけ悪しきにつけ
負けん気が強く
然も それを通り越し
自らを抑えられ無いヒステリーを
持病としておられました
自分の意に沿わない
物事や人物への執着を
止めることが出来なかったのです
少女期に入った彼女は
やがて実母からさえも警戒され
疎まれる様に…
何故なら彼女は
若い頃から
魑魅魍魎と戯れる術を心得て
おりました
そして魑魅魍魎を使って
呪いをしておりました
人として
あってはならないことです
必然 近所にも
困り果てている方たちが…
私が霊能 審神者を
一人二役でしてみると
どうやら これは
生まれ持って来たものであり
いつ生まれても彼女は
この様な人生を生きていたとのこと
そして それが
何を意味するかと言えば…
自分の意に沿わない者の幸せを
悉く阻害して来たと言うことなのです
これは 良くありません
彼女が嫁いだ先は
代々続く農家で
況してや
長男夫婦が出て行った後と言う
楽な立場での輿入れでもありました
所謂 その家の
二男に嫁いだと言うことです
やがて彼女には
男の子が授かります
そして 彼女の歪んだ愛情は
益々良からぬことを望む様に
なって行きます
出て行った長男夫婦には
本来 代々続く農家の家督となる筈だった
男の子がおりました
女性は元より
魑魅魍魎を使った呪いをすると言う
悪しき習性を持っていた為
跡取りとしての自分の息子の立場を
盤石なものとすべく
もっとも これは
老女が勝手に思い込んでいた
馬鹿げた不安に他なりませんでしたが
外孫となっている男の子を
あらんことか呪って仕舞います
結果 長男夫婦の男の子は
まる四歳七カ月の日に
当時としては珍しい
国道での交通事故に依り
亡くなって仕舞います
女性は やっと自分の子が
名実共に家の家督と成ったとして
大いに溜飲を下げる訳でしたが
話は それで終わる筈もありません
時が流れ
老女と成った女性…
跡取りの我が息子も嫁をもらい
男の子が授かりました
所謂 老女の孫です
通常では知り得ないことで
ありますが
私には知る術があり
況してや人として大切なことでも
ありますので
続けさせて頂きます…
老女の孫である男の子は
今回生まれるにあたり
急ぎ転生をした魂でした
何故なら…
まる四歳七カ月で亡くなった
前世の時
大きな悪しき不可抗力に依り
短命の選択をせざるを得ず
大切な人との約束を
果たせなかったからでした
そうなのです…
四歳七カ月の幼さで
他界すると言う
その選択肢以外にも
本来この男の子には
選択肢があったと言うことです
男の子が そのまま生存した時に
配偶者と成る筈だった女性にも
当たり前に諸事情があり
それは彼女にも
この時節に生まれなければならない
理由が 他にもあったと言うことです
結ばれる筈の男の子が
亡くなって仕舞った 今…
当初の予定から
可能な限り時を後にずらし
生まれる場所も再度見直し
急ぎ転生をするであろう男の子を
ひたすら待ちました
そして 二人は歳の差こそあれ
結ばれたのでした
因みに 両親が共働きの為
夫たる男の子は 赤児の時から
老女に育てられました
希望に満ち生まれる
尊い一つの生命…
自分の物差しと言う
馬鹿げた感情を以って
或る時は 殺め
そして 或る時には大切に育てたり…
皮肉なものです
同じ魂の
掛け替えの無い命をです
愛情と言うもの
ミクロ的では決して成り立たない
のです
悲劇であり
喜劇にさえ成って仕舞うからです
マクロ的で大らかに寛容に
皆んなが共に良くなる様に生きる
そんな気持ちが
何より 大切なのかも知れません