我が心の大正浪漫

明治維新以降の日本は、古代から紡ぐ本当の日本人の意思とは違った歩みをしている様に想えてなりません。穏やかな風土と 天に通じる唯一の言語 日本語を持しながら、自らの良さを感じ取れない このもどかしさを、何とかしなければと想います。珠玉の武士道が 明治維新により一度は破壊され掛けた時に、この国に天使たちが舞い降りて来てくれました。天使たちは文学に勤しみ 芸術を愛し 教養を身に付け、その精神性を極限まで高め、大東亜戦争で散 って行きました。そして彼ら亡き後、日本は 今日の悲しき姿となっております。本当の日本を。

小さい秋見付けた 五十五年前の追想…

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小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた…

 

誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見付けた

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた…

 

この曲が NHKみんなのうた 」で

新譜として発表されて間も無く

 

私の同級生 ひろちゃん こと 博之くんが

我が家の檜葉の垣根の直ぐ傍で

何気無しに 口ずさんでいた

 

一緒に遊ぼうとして 家の勝手口から

出て行ったら

 

近所のおっちゃんが ひろちゃんに声を掛けた

 

「 何歌ってるんだ 上手だなー 」

 

ひろちゃんは 顔を真っ赤にして

とても恥ずかしそうに 走って行った

 

当時は テレビが普及して間もない頃で

 

今では 伝説の様に語り継がれる歌や

様々な風物詩を

 

ほぼタイムリーに体感することが出来た

 

本当に 面白い時代だった…

 

 

博之くんは 私と

何をして 遊ぶつもりだったのだろうか

 

終ぞ 聞かずじまいで 終わってしまう…

 

 

                                 昭和三十年代半ばの

                                     秋の日の想い出 より…

 

 

                  

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