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我が心の大正浪漫

明治維新以降の日本は、日本人の意思とは違った歩みをしている様に想えてなりません。穏やかな風土と 天に通じる唯一の言語 日本語を持しながら、自らの良さを感じ取れない このもどかしさを、日本人として 何とかしなければと想います。武士道が 明治維新により一度は破壊され掛けた時に、この国に天使たちが降りて来てくれました。その天使たちは文学に勤しみ 芸術を愛し 教養を身に付け、その精神性を極限まで高め、大東亜戦争で散 って行きました。そして彼ら亡き後、日本は 今日の悲しき姿となっております。本当の日本を未来へ紡ぐ。

甲斐の国が奏でる郷愁とは 織り成す浪漫とは…

f:id:toshi-kuma25317:20170221151757j:image                                               八代町から望む甲府盆地                                                  遠くに南アルプス白根三山

 

甲斐の里 甲府盆地は広い

気持ちが良いほどに広がる

 

加えて言うならば盆地と言うには余りに

遥かな空間を有していることも事実である

 

周りには沢山の高いピラミッドや 数多のオベリスク

磐座(いわくら)が 矢張り点在しているのだろうか

遠近を見渡せば 一目瞭然である

 

空気感が異様に清涼なことも 満更此のことと無関係と

は 言えないのではなかろうか

 

其処には古神道の世界 更には遥かいにしえの穏やかな

る 縄文の世が広がる様でもある

 

まるで マイナスイオンがそこいら中を飛び交っている

のだろうか

気持ちが落ち着き 五感が研ぎ澄まされて来る

 

盆地の広い平坦部を見渡せば

あの辺りに一体何があるのか ついつい…

 

直ぐにでも行ってみたい衝動に 駆られてしまうほどの

その明媚さと

 

夢心地な情景に満ち溢れる 多種多様な風物詩さえも

眼前の 辺り一面に広がる

 

  

f:id:toshi-kuma25317:20170221151838j:image                                                                 八代町の果樹畑

 

関東平野寄り法面(のりめん)に位置する 旧称で言う

ところの八代町(やつしろちょう)は

 

盆地の法面一帯に見渡す限りの果樹畑たち それに

緩急のある丘や 斜面がまるで絨毯を敷き詰めた様に

柔らかな佇まいを見せてくれる

 

遥か遠くには南アルプスの山並み

それら山並みの麓には 天然水で馴染みのある

白州(はくしゅう)

 

盆地の反対側に眼を向ければ 八ヶ岳とその周りに佇む

微睡む様に 穏やかなる風景たち

 

盆地の広い平坦地は とても遥かなイメージであり

至るところに点在する 遠くの街並みたち 

 

数多ある其々の人里とでも言うべき 夢誘う街と


高さ一万尺もある山々 そしてその麓にある麗しき御伽

(おとぎ)の国の不思議なものたち

 

これらが混じり合い…

誰にも真似の出来ない 神聖なる甲斐の物語りとなる

 

然も 遠近さえも一体となり

まるで何処までも広がる 大きな大きな自然公園の如き

自然と人とのコラボレーション

 

そんな 夢と浪漫と郷愁に満ち溢れた 甲斐の里とは…

  

 f:id:toshi-kuma25317:20170221151905j:image

 

つい先刻のことである

私が潜在的に想っていたことへの答えが

何時もの様に 何処からともなく降って来た

 

其れは実に たわいも無いことである

 

甲府盆地はどうして あれ程までに

街並みや自然の中に存在するもの達が バランス良く

融合し

 

遠くに見えるあの場所まで 今直ぐにでも

行ってみたい衝動に 駆られてしまうのだろうか

 

また何ゆえに私の中の郷愁を 掻き立てるのだろうか…

とても 不思議に想えてならない


甲府盆地はとても広い…

 

盆地の周りが南アルプス八ヶ岳と言った

背高な 一万尺もある山々との兼ね合いで無ければ

此の広がりは 更に際立つであろう

 

しかし ただ単に広いのでは無く 盆の法面も

盆底の平坦地も多様な彩の変化に富んでおり

里から山麓までの眺望のみならず アクセスも良い


身延線などは その最たる実例であろう

 

ただ移動するのではなく なだらかな斜面ゆえに標高が

次第に増してゆく

 

それらの景観を つぶさに眺めながら

土地柄を知る切っ掛けに触れながら 然も溢れる風情を

満喫することも叶う

 

一面に広がりを見せる甲府の果樹地帯は とても魅力的

と言える

 

意識して人々が 調和と実益とを目指していることさえ

も伺い知ることが出来る

 

そもそも並大抵のことでは無かったであろう 日々の

努めが

滲み出ている様な気がしてならない

 

何に付けても 目的のある努力は肝心なのか…

 

  

f:id:toshi-kuma25317:20170223190339j:image                                                 甲府盆地から仰ぐ 富士山

 

勿論 盆底の平坦地には視界を遮る小山などは殆ど無い

 

里を整えるべく条件は揃っている

 

縄文の神々が 古神道の神々が 更には神道法華経

神々が 勤勉なる甲斐の民を見込んで整えて下さったの

だろうか…

 

今の甲斐の国この情景と風物詩は

それに呼応する様に 各々の地域の人々が 自分たちの

持ち場を…

 

其々の想いを込めて

大切に 試行錯誤をして作り上げたものに他ならない

 

その結果の集合体としての

飛び切りの美しさを誇れる 甲斐の里ではなかろうか


葡萄生産のみならずワイン生産 そして直売…

私には とある想い出がある

 

私は此の地のワイン直売所が 未だ未だ知られていない

頃に 何度も訪れている

 

日本と言う国に生産直売と言うシステム自体が 未だ

普及していない時節のこと

 

時を経て今では 引く手数多であり また有名でもある

 

黎明期からワイン直売所は 既に接客もすこぶる良かっ

たし 

何より 一心に接客をする けな気さが感じられた

 

あの頃の努力が報われた様で 黎明期からの いちビジ

ターの私としても


そのことを とても嬉しく想っている

 

 

f:id:toshi-kuma25317:20170221152057j:image                        甲府盆地から仰ぐ南アルプス 甲斐駒ケ岳                                                                (標高2,967米)

 

原地での生産販売と言う

今では全国的に 当たり前となっている流通形態が

 

甲府では随分前から行われていたと言う事実がある

 

私は その推移も工夫をも 単なる一訪問者としてでは

あるが

 

十五年以上も 謂わば傍で見て来たことも手伝ってか

顧客だった者としての 其れなりの想い入れもある

 

何事にも先駆けがあり 然も其の先駆けこそが

 

最たる意識の高さと 意志の強さとを必要とする意味に

於いての

掛け替えの無いものと 言えるのではないだろうか


甲斐の国のワイン生産直売は 正にその良い例えなのか

も知れない

 

戦国の世にあって

最強のひとりと目された武田信玄と 武田家の家臣達


然も甲斐の国の多くの民たちの 其の勤勉なる気質が

其のまま今に繋がっている様にも 想えて仕方がない

 

二百六十余年に渡る徳川幕府の礎を築いた徳川家康公は

戦国の雄 信玄公の子息であることを 知る人は少ない

 

些か奇抜ではあるが 其の様な考え方が存在することも

事実ではある

 

しかし 其のことについては 当時の時代背景は勿論の

こと

様々な逸話が 複雑に綾を成していることも確かであり

 

家康公が信玄公に対し 為政者の先達としての

尊敬の念を抱いていたことを鑑みれば

 

久能山東照宮の逸話に於いても

今更結論を出すこと自体 甚だ無理がある様にも想えて

来る

 

そうであるならば そもそもが 私の単なる勘違いなの

であろうか…

 

されど 其の勤勉なる気質は確かに 紡いでおられる様

ではある

 

甲斐の国とは 稀代の名君家康公から見ても

大いに参考にすべき気質に 裏付けされていたことを

確かに 伺い知ることが出来る

 

そして 此の地を後にする時…

私は 何時も不思議な望郷の念に襲われる

 

其れは 全くもって例えようの無い感覚である

更に言うならば 感傷とも言える

 

思いっ切り 後ろ髪が引かれる…

 

 

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最後に… 

前述の「私が潜在的に想っていたことへの 降って来た

答え」について 述べさせて頂きたい

 

甲斐の地は 山々を隔ててこそいるが

言って見れば 広大な関東平野に於ける甲府寄り一帯の

その直ぐ隣に位置する

 

所謂 武蔵野の隣である…

 

幾ら山々を介しているとは言え 文化は兎も角としても

気質や風物詩は…

 

人々の想い  価値観  生き方そして音  空気や風の流れ

これらを里と里とを隔てる山々を境に一切を

綺麗さっぱり入れ替えることは 土台不可能であろう…

 

私が甲斐の里で 何時も観ていた郷愁とは

自然と人々の生活圏とが一体となり交差し そして何の

躊躇いもなく融合する

 

かの武蔵野の面影と重なり合う 至極自然な郷愁だった

のかも 知れない…

 

 

 

f:id:toshi-kuma25317:20170221152810j:image                                  八代町から望む甲府盆地                                                   私的には 何とも八王子の面影が…

 

 

  

                   甲斐の国が織り成す 様々な浪漫とは…

                   元よりの豊かな土壌と 民の気質と

                   更には 関東平野に於ける武蔵野との関係性

                                                      にも 目を向けたとき

 

 

 

 

 f:id:toshi-kuma25317:20170221152235j:image                                         甲斐の春 桃源郷甲斐駒ケ岳