我が心の大正浪漫

明治維新以降の日本は、古代から紡ぐ本当の日本人の意思とは違った歩みをしている様に想えてなりません。穏やかな風土と 天に通じる唯一の言語 日本語を持しながら、自らの良さを感じ取れない このもどかしさを、何とかしなければと想います。珠玉の武士道が 明治維新により一度は破壊され掛けた時に、この国に天使たちが舞い降りて来てくれました。天使たちは文学に勤しみ 芸術を愛し 教養を身に付け、その精神性を極限まで高め、大東亜戦争で散 って行きました。そして彼ら亡き後、日本は 今日の悲しき姿となっております。本当の日本を。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

松島讃歌…或る 昭和の 忘れ難き日

仙台駅構内の仙石線 仙石線に乗って 松島へ行った 三歳の私にとって 人生初の遠出であった 海が大きいかどうか とても興味があったし それは 自分の中では この旅の最大のテーマでもあった 車窓越しに見える海は 私にとっては勿論 初めて見る海… 年齢的なも…

拝啓 兄ちゃん 母ちゃん 父ちゃん…懐かしき昭和の日々

母 兄 祖母(母の生家にて) 貧しいなりに 皆んなが寄り添い 気持ちを寄せ合い 助け合い 微力ながらも出し惜しみすること無く 相手の力になろうとして 世話をやく そして何時も 何気に互いの心情を察しながら 心配もし合い 物珍しい食べもの 美味しそうな食…

小さい秋見付けた 五十五年前の追想…

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた… 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見付けた 小さい秋 小さい秋 小さい秋 見付けた… この曲が NHK「 みんなのうた 」で 新譜として発表されて間も無く 私の同級生 ひろちゃん こ…

映画少年時代に見る心の旅路 夢はつまり 想い出のあとさき…

武と進二 大東亜戦争に於ける末期 戦況の悪化に伴い 想像を絶する頻度での 米軍による本土空襲の渦の中 民間人に対する無差別殺戮の意図を 充分に 把握出来た時点で 子供たちを守るべく 学童疎開が始まった そこには 副産物であるにも関わらず 日本人の心の…

国府台から矢切に掛けての文学的浪漫と 日本人のこころ…

里見公園下の道標 千葉県市川市と松戸市を繋ぐ 松戸街道沿い一帯に広がる情景には 何故か 自らの感性ごと 引き込まれてしまう様な 妙な魅力を感じる 私にとっては そんな 表現に難い魅力に溢れ た土地柄だった様に想う 視覚的には勿論のこと 散文から飛び出…

古事記と日本の神話 それに言霊…

世界最勝のパワースポットより空を仰ぐ この世の良さを 想い出し あれこれと想いを巡らせ 心焦がし また生まれてみたいと 想う この世でしか学べないが 故に 再び生まれたいと 芯から願う時に 此度の人生での 気付きを決め 名前を決め 生まれる時を細かに設…

昭和三十ハ年 一年生の私が探し続けた本…

筆者三歳 私は 昭和三十一年に 東北地方の小さな町に生まれた 両親は 父親の職場に近い借家から 私が二歳のときに 昭和ノスタルジーの代名詞とも言える 木造一戸建ての町営住宅に引越しをした そこには里山や小高い丘 清涼なる水が流れる幾つもの小川 なだら…

残された心 と インザムード

私が そのミュージックテープを購入したのは 1,979年だったろうか 私にとって印象に深い楽曲が沢山収められた 市販のカセットテープがあった 然もそれは ほんの束の間の販売だった様に記憶する 作詞作曲は来生姉弟のものが多く 詩と旋律のバランスが素敵で …