信州浪漫日記…
当ブログ 初めての記事を
綴らせて頂きます
私は若い頃よりの旅好きで
日本国内
色んなところへ行きました
情緒溢るる日本の
数多有る土地柄の中…
多様な魅力の信州を
その時の空気感に浸りながら
降って来たものを採り
一編の詩に認めました
安曇野 馬籠宿 軽井沢
日本と言う国が
その魅力の根本に有るにしても
信州と言う土地柄の
様々な魅力については
最早 何にも例える術は有りません
伊那谷 木曽谷
綴りたいモチーフが
未だ未だ 沢山
有るからなのでしょうか…
それら数多の情景に
想いを焦がしながら
私の心は 唯 急くばかりです
「 信州にて 」
川面を そっと愛おしむ
真白き飛騨よ 微かに霞む
畑の小道 浪漫の風よ
あなたの姿 彩るように
あれは五月 安曇野に居て
誰もが 何故か寂しげに
険しい坂を ただ俯いて
ふと振り返れば 優しき恵那よ
愛しいふるさと 我なぜ捨てた
あれは文月 馬篭の路よ
あなたの色が 深すぎて
儚き憂いに この身は焦がる
森の教会 木立に惑う
どこか切ない 塩沢の湖畔
初秋の長月 浅間の里に
あなたが佇み 目を潤ませる
その小々波は 吐息のよう
大正浪漫に この身を委ね
何処にいるのか しばし忘る
あれは弥生の 野尻湖讃歌…
信州にて…
若き私は
儚き憂いに 唯 夢うつつ
恍惚の中 暫し 微睡む
私の信州浪漫日記 より…