けんじさんのあるきかた にみる…
日本人の心の中の文豪
ひとの想いを見詰め続けた宮沢賢治とは
心優しき浪漫びと…
その 彼にとっての日頃
所謂 宮沢賢治にとってのサハー(娑婆)世界に
ほんの少しだけ 眼を向けてみては如何でしょうか…
宮沢賢治とは優しく思い遣りがあり そして勤勉で誠実
なひと
得てして少しばかり マニュアル通りな表現になってし
まった様な 気もするのですが…
誰しもが彼に対して想う印象に それほどの違いは無い
様に想えること しきり
果たして等身大の宮沢賢治とは一体 どんな感じだった
のでしょうか…
奇抜で意外な一面も お持ちだった様です
美食をする時には浮世と繋がるおまじないをしたりと
か 蕎麦が好物で相当に早食いだったりとか
中々 お茶目な一面も…
心もちは穏やかで優しく 思考は哲学的で装いはとても
お洒落
真面目で そしてユーモアもある
どうやら そんな感じの若者だった様です
若き日の賢治
そこのところを 私は…
宮沢賢治に親しみを込めつつ
皆さんにお伝えしたく想う訳です
文学作品のみならず 心燃やした四十年足らずの人生
の中で 彼が出逢った全ての事象は
差し詰め 自身にとっての「童話」そのものだったのか
も知れません
一風変わったダンディズム…
賢治のそのお洒落なセンスは 何も装いだけではありま
せん
趣のある「賢治さん」の歩き方を眺めながら
不肖私めは この辺りでお暇(いとま)をさせて頂きた
いと存じます
おんなじ歩き方ですよね⁇
できる男は 洋の東西を問わず
考えることは みな おんなじですから…
東北人の純朴なる浪漫と
ふとしたお洒落への拘り に見る…